ニュース

中央 騎手調教師

2月28日をもって引退する栗東所属調教師のコメント

〇武邦彦調教師
コメント:あまり終わりという感じがしません。今日も出走馬がたくさんいて、行ったり来たりと忙しかったため、もうしばらくしてから阪神や京都に仕事で行くことがないと思うと実感がわくかもしれません。競馬を見るのが大好きですので、今後も時間があれば、競馬場に行きたいです。競走馬はきれいですし、競馬は素晴らしいと思います。
G1を3勝しましたので、その馬はもちろんですが、その他の未勝利の馬も含めてすべて良い思い出が一杯です。悔いはありません。
馬主さん、厩舎スタッフや競馬サークルの皆さんに優しくしていただき、良い人ばかりでした。今後は、競馬を騎手になったつもりで見ていきます。
JRA通算4193戦375勝(うち武豊騎手騎乗で137勝、武幸四郎騎手騎乗で85勝) 重賞18勝
武豊騎手から武邦彦調教師へのコメント: 長い間ご苦労さまでした。これからはゆっくりと競馬を見て楽しんでもらえたらと思います。
武幸四郎騎手から武邦彦調教師へのコメント:お疲れさまでした。寂しいですけど、これからも時々応援に来てもらいたいです。競馬が趣味の人ですから、これからも競馬を見ていると思います。
〇中尾正調教師
コメント:30年間、大過なく調教師生活を送ることができました。最終日勝ちたかったのですが、なかなかそうはいきませんでしたね。ともあれ、ここまで事故もなくこられて良かったと思います。
思い出に残る馬はオースミロッチです。あの馬は、私の妻が亡くなった翌日に京都大賞典を勝ってくれました。あとは、とても細い馬だったビッグウルフがジャパンダートダービーを勝利するなどダート界で活躍してくれたことが印象に残っています。
JRA通算6208戦525勝 重賞25勝
〇浜田光正調教師
コメント:調教師として開業して以来25年間、長かったような短かったような、今は何とも言いあらわせない気持ちです。最高峰のG1を7つも勝つことができ、調教師として足りないところもあったかもしれませんが、自分を褒めてあげてもいいくらいよくやれたと思います。
調教師人生で一番印象的なレースは、ビワハヤヒデの菊花賞でした。三冠の争いで、皐月賞ではナリタタイシンに、ダービーではウイニングチケットに敗れ、残り菊花賞しかないというときに、坂路を3本乗り、鍛え上げて勝つことができたことが今でも脳裏によみがえってきます。さらにもうひとつ、ファレノプシスが現役引退を発表した後、エリザベス女王杯を勝ったことです。引退発表後に勝つことがなかなか容易ではない中、厩舎一丸となって頑張ったことに馬も応えてくれたのが嬉しかったです。
JRA通算4609戦352勝 重賞19勝


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外