ニュース

中央 その他

ダーレーJSCで種牡馬展示会開催、1000人が熱視線

道内トップを切って、日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスで2月9日、種牡馬展示会「ダーレースタリオンパレード2009」が開催された。約1000名の軽種馬関係者が来場し、世界トップレベルの英知を結集した種牡馬陣に熱い視線を送った。
今シーズンの同SC繋養種牡馬は昨年と同じ7頭。ニューフェイスはいないが、昨年の展示会に間に合わなかったザール、外傷を負って展示を見合わせたディクタットが初登場したのをはじめ、今春誕生した初年度産駒の評判が高いアドマイヤムーンや、今夏初年度産駒がデビューするアルカセット、欧州年度代表馬のファンタスティックライトらが元気な姿を見せた。
当日は、会場に特設テントを設け、豪華な食事を用意。さらに大型ビジョンを設置し、映像でも種牡馬の長所をアピールした。また、スペシャルゲストとして武豊騎手も登場。アドマイヤムーン、ディクタットといった、かつてのパートナーやライバルについて思い出を語った。
100年に一度といわれる世界同時不況の影響で、軽種馬生産界を取り巻く環境が悪化する今年、同SCは繋養種牡馬の種付料を見直し。「日本の馬産に貢献したい」(同SCスタリオンオペレーションディレクターのシェーン・ホーラン氏)と、シンジケート所有のアルカセットを除く6頭は価格を下げ、受胎条件から出生条件へ変更した。生産者からは好意的に受け取られており、パレード終了後には同SCスタッフと配合の相談などをする光景が見られた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外