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アサクサデンエン、ローエングリンに初仔が誕生

2005年の安田記念優勝馬アサクサデンエン(牡10歳、父シングスピール)と、G2・4勝馬ローエングリン(牡10歳、父シングスピール)の初仔が、平取町の高橋啓氏の牧場で相次いで誕生した。
アサクサデンエンの初産駒は、1月25日に出生。父と同じ栗毛の牡馬で、母はメイセイオペラ(GⅠフェブラリーS)の半妹にあたるメイセイプリマ(牝10歳、父ジェニュイン)になる。
予定日より6日ほど遅れたが、母仔とも元気いっぱい。雪に覆われたパドックに放されると、関係者の心配をよそに颯爽と駆け回っていた。
一方、1月18日に産声を上げたのは、ローエングリンの初産駒となる栗毛の牡馬。フラワーパーク(GⅠ高松宮杯)をおばに持つインカルネ(牝7歳、父フレンチデピュティ)との間に生まれた。
予定日より3日遅れの出産だったものの、母仔ともに産後は順調。放牧地では周囲のものに興味を示し、好奇心旺盛なところを見せていた。
安田記念、京王杯スプリングCなど、31戦8勝の成績を収めたアサクサデンエンは昨年、日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は81頭の種付頭数を記録した。また、昨年から安平町の社台スタリオンステーションに繋養されているローエングリンは、96頭の繁殖牝馬に種付け。産駒には自身が成し得なかったG1制覇の夢が懸けられている。奇しくも共に名種牡馬シングスピール産駒の重賞ウイナー。偉大な父の後継として、しのぎを削っている。


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