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ホッカイドウ競馬、2009年度の開催日程決まる

2009年度のホッカイドウ競馬の開催日程が1月30日、本年度から開催業務を行う(社)北海道軽種馬振興公社から発表された。期間は4月29日から11月19日までの16開催82日間。昨年と同じく札幌競馬場で開幕し、その後、リニューアルされた門別競馬場で11月19日まで行われる。
札幌シリーズは4月29日から5月14日まで2開催6日間。ゴールデンウイーク期間中の集客を見込んだ。初日から全国に先駆けて2歳新馬戦も組まれる予定。ただ、少頭数のレースを避けるため、週2日(水木)での開催となる。
門別シリーズは5月20日から11月19日までの14開催76日間のロングラン開催。すべてナイター競馬とし、南関東など他地区との場間場外発売も行い、売上げアップを図る。
09年度の競馬運営にあたっては、北海道が昨年策定した「競馬改革ビジョン」に基づき計画。産地に立脚した「馬産地競馬」の魅力を最大限に生かすことが、2年後の赤字脱却に向けて必要となってくる。
メイントラックとなる門別競馬場では、ナイター設備や新スタンドを急ピッチで建設中。ナイター設備は照明器具の柱の埋め込み作業が完了し、ライトの取り付け作業が進められている。照明は46基で、柱の高さは19㍍。照度は大井・川崎競馬場並の明るさになる。また、既存スタンド横に建設される800人収容できる新スタンドは、基礎工事の真っ最中。発売機、払戻機を合わせ10台のほか、新スタンドの目玉として310インチの大型ビジョンも、JBCジャパンブリーダーズカップ協会の支援で設置されることになっている。厳寒の中、3月末の完成を目指し、休みなく作業は続けられる。
1月29日現在、同競馬場にはほぼ前年並みの528頭が入厩。工事を横目に、デビュー予定の2歳馬たちの馴致・調教が着々と積まれている。


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