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シンボリクリスエスがＪＲＡ年間100勝を達成
12月28日の中山４Ｒ２歳新馬戦で、産駒のリコリス（牝、美浦・久保田貴士厩舎）が優勝し、シンボリクリスエス（牡10歳、父クリスエス）はわずか２世代の産駒でＪＲＡ年間100勝を達成した。
シンボリクリスエスは2002年、03年のＧ１天皇賞・秋、Ｇ１有馬記念を連覇したＪＲＡ年度代表馬。現役引退後の04年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。
初年度産駒がデビューした07年は18勝を挙げ、２歳新種牡馬チャンピオンのタイトルを獲得。昨年は３歳世代がダンツキッスイ、サクセスブロッケンなどの活躍で77勝、２歳世代が25勝を挙げ、２シーズン目にして自身初の年間100勝を果たした。
産駒デビュー２年目での100勝達成は、95年のサンデーサイレンス以来。アグネスタキオン、スペシャルウィークでさえ３年目だったことから快記録といえる。産駒の特徴である仕上がりの早さと丈夫さが快挙を支えた。３世代が揃う今シーズンは更なる飛躍が期待されている。
