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JRA種牡馬ランキング、Aタキオンが初の総合1位

2008年のJRA種牡馬ランキングがまとまり、総合ではアグネスタキオン(牡11歳、父サンデーサイレンス)が、95年から13年連続でリーディング首位のサンデーサイレンスの牙城を崩し、産駒デビュー4年目にして初の栄冠に輝いた。同馬はG1・5勝を含め重賞14勝、自己最多の129勝を記録し、33億5073万3000円を獲得。2位フジキセキに9億円以上の差をつけ、頂点に登りつめた。
首位を明け渡したサンデーサイレンスは7位。初年度産駒デビュー年から続いていた14年連続G1勝利の記録もストップした。しかし、後継馬がアグネスタキオンを筆頭に4頭、トップ10にランクイン。また、ブルードメアサイアーとしても5頭のG1ウイナーを輩出し、3年連続で首位を獲得するなど、孫の代での活躍が目立つようになった。
一方、2歳リーディングは、23頭の産駒で25勝を挙げ、3億8053万1000円を獲得したキングカメハメハ(牡8歳、父キングマンボ)が、2歳新種牡馬部門と併せ2冠を達成。2位にも新種牡馬のネオユニヴァース(牡9歳、父サンデーサイレンス)が入り、新種牡馬がワンツーを決めた。
各種牡馬ランキングの首位になったのはすべて、社台スタリオンステーション繋養の種牡馬。また、同SS繋養種牡馬はJRAG1・24レース中23レースに勝利(繋養は産駒の種付時)するなど圧倒的な強さを見せ、総合ランキングではトップ5を形成するなど上位10位に9頭がランク入り。2歳にいたっては上位8位までを独占した。


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