ニュース

中央 その他

スマートボーイが種牡馬を引退

2002年、03年のG3平安S連覇など、ダート重賞5勝を挙げたスマートボーイ(牡14歳、父アサティス)が、昨シーズン限りで種牡馬を引退することになり12月25日、繋養先だった新ひだか町のアロースタッドを退厩した。今後は生まれ故郷である新ひだか町のグランド牧場で功労馬として余生を送る。
同馬の競走成績は62戦11勝(うち地方9戦)。果敢な逃げ戦法で平安S連覇のほか、G3アンタレスS連覇、G3マーチSなどを制し、2歳から9歳まで8シーズンもの長きに渡り、ダート重賞戦線で活躍した。
現役引退後の04年に種牡馬入り。ダートで活躍馬を送り出す成功種牡馬アサティスの後継として期待を集めた。初供用からコンスタントに20頭前後の種付頭数を記録していたが、初産駒が3歳となった昨年は4頭にまで激減。種牡馬引退が決まった。
数少ない産駒からはファンタジックキー、グランドメープルがJRAで勝利。NARではモナクキララが福山チャンピオンシップを制している。
退厩の日は同スタッドのスタッフらが見送り。「元気で長生きして」と愛馬に声を掛けた。迎えに来たグランド牧場スタッフは「牧場の功労馬なので大事にしたい」と話していた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外