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中央 アラカルト

阪神JFアラカルト

1着ブエナビスタ 安藤勝騎手
2着ダノンベルベール 後藤浩騎手
3着ミクロコスモス 鮫島良騎手
①ブエナビスタ
2歳牝馬のチャンピオンを決める、この世代最初のG1競走。一昨年の優勝馬ウオッカが日本ダービーを、昨年の優勝馬トールポピーがオークスを制するなど翌年のクラシック戦線につながっていく重要な一戦。本年、この競走を制したのは、1勝馬の身ながら抽選をくぐり抜け出走にこぎつけたブエナビスタ。
②母子同一G1制覇
ブエナビスタの母ビワハイジは95年の本競走の優勝馬。ダイナカール、エアグルーヴの母子がそれぞれ83年、96年のオークスを制して以来の母子同一G1制覇となった。
③1番人気馬
1勝馬ながら単勝2.2倍の1番人気に支持されたブエナビスタが優勝。02年のピースオブワールド以来6年ぶりに1番人気馬が優勝した。
④ダービー馬の産駒
06年タニノギムレット産駒のウオッカ、07年ジャングルポケット産駒のトールポピー、08年スペシャルウィーク産駒のブエナビスタとダービー馬の産駒(父内国産馬)が3年連続で阪神JFを制した。
⑤安藤勝騎手
昨年のマイルCS(ダイワメジャー)以来となるG1勝利で通算G1・17勝目。昨年の阪神JFでは1番人気のオディールで4着に敗れたが、本年は1番人気に応えた。重賞は本年7勝目、通算では61勝目。48歳での阪神JF勝利は、保田隆芳騎手の47歳〔67年マーチス 当時は阪神3歳S〕を上回る最年長優勝騎手記録。
⑥松田博師
本年重賞5勝目、通算重賞45勝目。G1は区切りの10勝目。G1・10勝トレーナーは現役では、藤沢和、池江郎、白井、角居、橋田、松田国師に続いて7人目。
⑦ノーザンファーム
ブエナビスタはノーザンファームの生産馬。これでノーザンファーム生産馬のG1勝利が本年9勝目となり、05年に同牧場が記録したG1年間最多勝記録に並んだ。なお、07年の勝ち馬トールポピーも同牧場の生産馬で阪神JF連覇となった。
(Gには、Jpnを含む)


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