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2009年のＪＲＡ生産関連奨励賞、決まる
ＪＲＡの来年度の生産関連奨励賞がこのほど決まった。
牝馬流通の促進を図るために本年から新設された牝馬所有奨励賞は、交付基準を変更。本年度30万円だった交付金が来年度は60万円に増額された。さらに２歳新馬戦のみだった対象レースを、２歳未勝利戦、３歳新馬戦にも拡大。それぞれ30万円支給されることになった。
また、生産牧場賞と繁殖牝馬所有者賞は、新たに交付基準を二分化。ともに本年度の金額より減額となったが、外国調教馬が出走した場合は、それぞれ通常の基準額に最大50万円を加算して交付されることになった。
来年度から国外居住馬主の認可が始まるが、ＪＲＡの馬券の売上げは回復の兆しを見せないことから、生産対策に関わる金額も縮小傾向にあり、産地は今後への不安を募らせている。
