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カジノドライヴ完勝、BCへ好ステップ

現地時間10月12日、米カリフォルニア州サンタアニタパーク競馬場で行われたアローワンス(条件戦、3歳上、AW8.5F)に、カジノドライヴUSA(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が出走。2着のダコタフォーン Dakota Phone に3/4馬身差をつけて完勝し、目標のG1BCクラシック(10/25、サンタアニタ、AW10F)に向けて好ステップを踏んだ。勝ち時計は1分42秒14、馬場状態は Fast(速)だった。
2番枠からまずまずのスタートを切ったカジノドライヴUSAは、前2頭を行かせて3番手に付けたが、最初のコーナーで鞍上のヴィクター・エスピノーザ騎手によって宥められ、一旦4番手にポジションを下げた。それでもスピードの違いか、バックストレッチ入口では引っ張りっきりで再び3番手に上昇。なお、この間は内に入ることなく、終始馬場の外目を回っていた。
最終コーナーに差し掛かったところでエスピノーザ騎手が手綱を緩めると、前2頭に外から並びかけて、コーナー出口では先頭に。直線での反応も良好で、3/4馬身という着差以上に余裕を感じさせる勝利を収めた。
カジノドライヴUSAは父マインシャフト Mineshaft、母ベターザンオナー Better Than Honour(母の父デピュティミニスター Deputy Minister)という血統の米国産馬で、通算3戦3勝。
なお、本番のG1BCクラシックでもエスピノーザ騎手がカジノドライヴの手綱を取る予定。02年にウォーエンブレムUSAで米2冠を制したことで知られる同騎手は、これまでブリーダーズカップで31回騎乗しており、2000年のG1BCディスタフをスペイン Spain(父サンダーガルチUSA)で制した実績がある。


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