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今週末は凱旋門賞！
今週末10月５日、仏ロンシャン競馬場でＧ１凱旋門賞（３歳上、芝2400ｍ）が行われる。
今年からカタール競馬・馬術クラブを新スポンサーに迎え、賞金はこれまでの倍額に。芝で行われるレースとしては世界一の高額レースとなったこの一戦には、日本からはメイショウサムソン（牡５、栗東・高橋成忠厩舎）も参戦する。英ダービー馬ニューアプローチ New Approach の回避（10／18のＧ１英チャンピオンＳへ向かう）が残念ではあるが、他にもいずれ劣らぬスターホースが出走予定馬に名を連ね、今年も激しい戦いが繰り広げられそうだ。
なお、レースの模様はグリーンチャンネルで10月５日（日）23：00～24：15に生中継、６日（月）22：00～23：15まで再放送、関西テレビで５日（日）25：30～26：20に録画放送される。
メイショウサムソンはクラシック２冠、天皇賞春秋連覇と実績は申し分なし。さらに、父がサドラーズウェルズ Sadler's Wells 産駒で93年全欧最優秀古馬のオペラハウスGB、母の父が凱旋門賞馬ダンシングブレーヴUSAと、欧州血脈の後押しも受ける。現地の評価はダークホースの域を出ないが（ブックメーカー各社による前売りで７番人気前後で、単勝オッズは15～20倍）日本代表として期待を掛けたいところだ。
ライバル筆頭は３歳牝馬のザルカヴァ Zarkava。ここまでＧ１ディアヌ賞（仏オークス）、Ｇ１プールデッセデプーリッシュ（仏1000ギニー）の仏牝馬２冠を含み６戦６勝。前走のＧ１ヴェルメーユ賞では最後方から直線だけで他馬をまとめて差し切ってみせた。牡馬との対戦歴はないが、その圧倒的な勝ちっぷりからは相当なスケールを感じさせる。
