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2006年の軽種馬総産出額は382億円

農林水産省大臣官房統計部が今年7月に刊行した「平成18年生産農業所得統計」によると、2006年の軽種馬総産出額が382億円であることがわかった。
それによると、06年の農業産出額は8兆6321億円。そのうち軽種馬の382億円は全体の0.4%で、農産物の順位では38番目となった。06年(382億円)は、これまでの最高であった91年(574億円)以降、最も低かった05年(360億円)に対し6.1%上昇。この年はせり成績も良かった。
全国の作物農産物産出額でもっとも多いのは、全体の21.9%を占める米で1兆8894億円。次いで生乳の6421億円、肉用牛の5546億円で、以下豚、鶏卵、ブロイラーと畜産物が続く。軽種馬は前年の39位から38位に上昇。ちなみに前後は、37位がはくさいで387億円、39位がかきで380億円となっている。
また、北海道の農業産出額は1兆527億円で全国の12.2%。うち、1位は生乳、以下米、小麦、ばれいしょ、肉用牛と続き、軽種馬は381億円で全体の3.6%を占め、9位に位置している。また、軽種馬以外の馬は10億円で49位となった。
日高管内における軽種馬の産出額は295億円で、同管内全体の62.9%。町別では新ひだか町が98億円で最高額。軽種馬への依存度が最も高いのは浦河町で、町内農業産出額の89.5%を占めた。


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