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重賞3勝馬リンカーンの初産駒が誕生

2004年の阪神大賞典、05年の京都大賞典、06年の日経賞とG23勝を挙げ、昨年から安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っているリンカーン(牡8歳、父サンデーサイレンス)の初年度産駒が産地で続々と誕生し、関係者の間で評判を呼んでいる。
その中の一頭、3月22日に新冠町の秋田牧場で生まれたのは、母にエーピーサルート(牝10歳)を持つ栗毛の牡馬。母はダートの短距離戦で5勝を挙げた、エーピーダンサーの代表産駒だ。「リンカーンは現役の時から応援していた馬。その産駒で重賞を獲りたいと種付けしました」と思いを語ったのは同牧場の秋田俊彦社長。順調に成長する姿に目を細めていた。
リンカーンの競走成績は23戦6勝。G1では2着3回3着2回と、あと一歩のところで手が届かなかったが、G1戦線で存在感を示した。昨年は新種牡馬の中ではディープインパクト(206頭)に次ぐ、188頭の種付頭数を記録。半弟には皐月賞馬のヴィクトリー、近親にフサイチコンコルドなどがいるファミリーで、サンデーサイレンスの後継種牡馬として期待されている。


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