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エリザベス女王杯優勝馬リンデンリリーが死亡

1991年のエリザベス女王杯優勝馬リンデンリリー(牝20歳、父ミルジョージ)が5月5日、繋養先である厚真町の阿部栄乃進牧場で死亡したことがわかった。昨年から脚の状態が悪く、今年には歩行が困難な状態となっていたという。
同馬は90年12月の新馬戦をデビュー勝ち。続く紅梅賞では1位入線するも、他馬の進路を妨害したため13着に降着。降着制度導入後、初の1位入線降着という憂き目にあった。秋はG2ローズSで重賞初制覇を果たすと、1番人気に推されたG1エリザベス女王杯も圧勝。しかし、ゴール後、右前浅屈腱不全断裂を発症したため現役を引退した。
繁殖入りしてからは、G2フィリーズレヴューを制したヤマカツリリー、ハナイチリン(4勝)、リンデンルレーブ(2勝)などを輩出。また、孫の代からもコマノルカン(4勝)、コマノハイ(3勝)、コマノマコ(3勝)、コマノシャーク(3勝)などを送り、その優秀な血を後世へと伝えている。なお、昨春、ロージズインメイとの間に生まれた牝馬が最後の産駒となった。


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