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ザルカヴァ強し/プールデッセデプーリッシュ

現地時間5月11日、仏ロンシャン競馬場でフランスの1000ギニーにあたるG1プールデッセデプーリッシュ(3歳牝、芝1600m、14頭)が行われ、1番人気のザルカヴァ Zarkava(牝3、仏A.ロワイユ-デュプレ厩舎、C.スミヨン騎手)が優勝した。勝ち時計は1分35秒2、馬場状態は Bon(稍良)だった。
ザルカヴァは父ザミンダー Zamindar(昨年のこのレースの覇者ダルジナ Darjina の父でもある)、母ザルカシャ Zarkasha、母の父カヤージ Kahyasi という血統のアイルランド産馬。2歳9月のデビューから無敗の4連勝。G1タイトルは昨年のG1マルセルブサック賞に続く2つ目となる。
今回は中団からレースを進め、素晴らしい切れ味を披露しての圧勝。他馬とは力がワンランク違うといった印象を与えた。鞍上のクリストフ・スミヨン騎手はその強さを "女ダラハニ(※)" と称えている。次走はフランスのオークスにあたるG1ディアヌ賞(6/8、シャンティイ、芝2100m)。
なお、同日に同競馬場で行われたフランス版2000ギニー・G1プールデッセデプーラン(3歳牡、芝1600m、19頭)は、日本でもお馴染みのオリビエ・ペリエ騎手が手綱を取ったファルコ Falco(仏C.ラフォン-パリアス厩舎、父ピヴォタル Pivotal)が単勝22.5倍の低評価を覆して勝利を収めている。勝ち時計は1分35秒6、馬場状態は Bon(稍良)だった。
※ダラハニ Dalakhani …現役時代9戦8勝、2着1回。G1凱旋門賞、G1ジョッキークラブ賞(仏ダービー)などG1・4勝。ザルカヴァと同じアガ・ハーン殿下のオーナーブリーディングホースで、ロワイユ-デュプレ厩舎に所属、9戦全てスミヨン騎手が手綱を取っている。


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