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カーリン、凱旋門賞からJCへ?

5月8日、G1凱旋門賞(10/5、仏ロンシャン、芝2400m)の一次登録馬148頭が発表になった。その中に、昨年の米年度代表馬で、3月のG1ドバイワールドカップを楽勝して世界最強ダート馬の地位を固めたカーリン Curlin(牡4、父スマートストライク)が名を連ねたことが話題になっている。
現地メディアが伝えるところによると、カーリンのオーナーであるジェス・ジャクソン氏が「普段米国馬が走らない舞台で走らせて、カーリンを見てもらいたい」という希望を持っている模様。G1凱旋門賞だけでなく、日本のG1ジャパンカップ参戦にも意欲を示しているという。
現時点ではあくまでオプションの一つという域を出ない話だが、同氏はカーリンの現役続行を発表する際に「米国競馬にはスターが必要だから」とも話していることから、実現の可能性が全くないという話でもない。
なお、カーリンは6月14日のG1スティーヴンフォスターH(チャーチルダウンズ、ダ9F)で復帰予定。ただし、昨年のG1BCクラシック、今年3月のG1ドバイワールドカップと、その強さを思い知らされた他陣営が軒並み敬遠策を選択、出走馬が集まりにくい状況になっているとも伝えられている。


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