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2歳新種牡馬初勝ちはサクラプレジデント

5月6日に札幌競馬場で行われたホッカイドウ競馬の2歳新馬戦、JRA認定競走フレッシュチャレンジ(ダ1000m)で、新種牡馬サクラプレジデントの産駒サクラシャイニー(牡2歳、北海道・林和弘厩舎)が、後続に8馬身差をつけ優勝。この勝利でサクラプレジデントは今年デビューする2歳新種牡馬の勝ち上がり第一号となった。
サクラプレジデント(牡8歳、父サンデーサイレンス)は現役時、G2中山記念、G2札幌記念、G3札幌2歳Sなど12戦4勝。G1では皐月賞2着、朝日杯フューチュリティS2着と、あと一歩のところで手が届かなかったが、類まれなスピードの持ち主で、その能力はG1級と評されていた。現役引退後の2005年に新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入り。産地での人気も高く、初供用から3年連続で100頭以上の種付頭数を記録している。
父の名を一気に高めた産駒の快走に、同スタッドでは「一瞬の脚はまさに父譲り。勝ちタイムも優秀ですし、将来性を感じさせる走りでした」とニッコリ。実際、手綱を取った五十嵐冬樹騎手も「ちょっと合図を送ったらアッという間に引き離した」と高評価を与えている。レース後の反響も大きく、「すぐに種付けの申し込みがありました。今シーズンも100頭超えは確実ですね」と同スタッドの声は明るい。
今年本邦初産駒がデビューを迎えるフレッシュマンサイアーは、キングカメハメハ、ネオユニヴァース、シルバーチャーム、ツルマルボーイ、ノーリーズンなど31頭。ホッカイドウ競馬ではすでに本馬のほか、イーグルカフェ、サニングデール、ジョウテンブレーヴの産駒がデビューしている。


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