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今年も「スタリオンシリーズ実施」―岩手競馬

岩手県競馬組合は5月7日、優勝馬の馬主に対し副賞として種牡馬の配合権利を贈る競走、「スタリオンシリーズ」を今年度も実施することを発表した。
岩手競馬での同シリーズは昨年度、馬産地の生産者から「岩手競馬の廃止は生産界にとっても大きな痛手となる」と、存廃の危機に立つ同競馬への支援策として初めて実現。16レースが実施され、売上げ増に貢献した。
今年度は昨年度に引き続き、社台スタリオンステーション(安平町)からネオユニヴァース、フジキセキなど13頭、HBA日高軽種馬農協(浦河町)からアドマイヤボス、キッケンクリスを計5頭分、さらにコアレススタッド(平取町)からダイタクリーヴァ2頭分が新たに加わり、合計20頭分の配合権利でスタリオンシリーズが実施されることになった。レースは5月11日(日)のシアンモア記念(副賞ネオユニヴァース)を皮切りに来年1月まで、重賞16レース、特別4レースが行われる。
同シリーズは地方競馬の支援策として現在、岩手競馬とホッカイドウ競馬で導入。さらに6月1日から全国の地方競馬で行われる「ダービーWeek」の5レースでも実施されることが決まっている。


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