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社台SS種牡馬展示会、Dメジャーらお披露目

日本競馬界をリードする人気種牡馬を多数繋養する、安平町の社台スタリオンステーションの種牡馬展示会「社台スタリオンパレード2008」が2月19日に開催された。パレードでは新種牡馬ダイワメジャーなど28頭をお披露目。来場した約800人の牧場関係者は、次々と紹介されるトップスタリオンの雄姿に酔いしれた。
展示会はシーズン前の同SS最大のイベント。混乱を避けるため、昨年に続き生産者を対象とした招待制で行われた。
先陣を切って姿を現したのは、皐月賞などG1・5勝を挙げ、今春から種牡馬入りしたダイワメジャー。管理した上原博之調教師も美浦から駆けつけ、「やんちゃな面はあったけれど、頭の良い、計り知れない才能を持っていた。優秀な母系なので種牡馬としても素晴らしい成績を残してくれると思います」とエールを送った。新種牡馬らしからぬ堂々とした立ち居振る舞いはすでに王者の貫禄十分。馬体重が現役最終レースの有馬記念から30キロ以上増えた570キロに達したことが発表されると、会場からどよめきが起こった。500万円に設定された今シーズンの種付けは、早々に満口(BookFull)。“サンデーサイレンス×ノーザンテーストの最高傑作”として生産界の期待は大きい。
もう一頭の新種牡馬ローエングリンの展示では、伊藤正徳調教師が「G1を勝てる実力を持っていた。産駒に夢を託したい」と門出を後押し。重賞4勝を挙げたキャリアと父がシングスピール、母が仏オークス馬という血統は評価が高い。
ほか、供用2年目のディープインパクト、活躍目覚しいアグネスタキオンらが登場。トリは昨年のダービー馬ウオッカの父タニノギムレットが務めた。


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