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浦河で新春恒例の騎馬参拝

馬産地・浦河町の新年恒例行事「新春騎馬参拝」が1月2日、浦河神社で行われ、人馬一体となって石段を駆け上がる姿を約400人の参拝客が見守った。
騎馬参拝は1910年から続く馬産地・浦河の伝統行事。同町に旧日高種畜牧場が開設されて以来受け継がれており、今年で98回目を数える。
当日はJRA日高育成牧場の職員や乗馬クラブ会員らで構成した騎馬隊が、午前8時30分に町内の西舎神社を出発。市街地を行進しながら、約12キロの道程を2時間半かけて同神社に到着した。
石段前に設けられた祭壇で谷川弘一郎浦河町長らがお払いを受けると、乗用馬やポニー20頭に騎乗した騎馬隊やポニー少年団の一行は、101段の石段を一気に駆け上った。
社殿では馬上から賽銭を投げ入れ「人馬とも良い年に」「世界平和」「無病息災」と、それぞれが思い思いに祈願。上りより難しいとされる石段下りを全馬無事に終了すると、固唾を呑んで見守っていた初詣客から、割れんばかりの大きな拍手が鳴り起こった。


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