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ラグズトゥリッチズ復帰戦2着も今季絶望

現地時間9月15日、米ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で行われたG1ガゼルS(3歳牝、ダート9ハロン、5頭)で、今年のG1ベルモントSで牝馬として102年ぶりの優勝を果たしたラグズトゥリッチズ Rags to Riches が復帰。単勝1.45倍の1番人気に支持されたが、半馬身差の2着に敗れた。
しかもレース翌日、右前脚の骨折が判明。全治には6カ月を要する見込みで、今シーズンは全休。来年の復帰を目指し、休養と治療のために米ケンタッキー州のアシュフォードスタッド(ラグズトゥリッチズの馬主であるクールモアグループの米国における拠点)に送られた。
G1ガゼルSでのラグズトゥリッチズのレース振りは、先行した2頭を3番手からねじ伏せに出たものの、直線やや伸びあぐね、さらに外を良く伸びた2番人気のリアズプリンセス Lear's Princess に半馬身屈して2着、というものだった。
ただし、今回はG1ベルモントS以来となる約3カ月ぶりの実戦復帰。その間2度にわたる熱発で、大幅に順調さを欠いたことを考慮すれば、本番のG1BCディスタフに向けて上昇を期待できるという内容だった。
しかし、レース翌日になって故障が判明。同馬を管理するトッド・プレッチャー師は「直線でリアズプリンセスに交わされそうになり、手前を変えたときに骨折したものと考えている」と現地マスコミに語っている。


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