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「案内所デスク」開設、多くのファンで賑わう

JRA北海道シリーズ開催中の札幌競馬場で9月8、9日の2日間、「競走馬のふるさと案内所デスク」が開設され、多くのファンで賑わった。
競馬場内に「案内所デスク」が開設されるのは、昨年12月の中山競馬場に続き2度目のこと。今回は札幌競馬場開設100周年記念イベントとして催された。
場内の無料休憩所に設置された会場では、(株)サラブレッド血統センター発行のホースマンカレンダー(9月10日発売)などで活躍する写真家・坂口誠司氏撮影の名馬の写真をはじめ、牧場見学の案内、案内所ホームページでアップされた日高産重賞勝ち馬の取材レポート、ポスター、セリ名簿、有名種馬場のスタリオンブックなど約80点を展示。JBBA日本軽種馬協会、競走馬のふるさと日高・胆振両案内所の職員のほか、本誌でも掲載歴のある馬産地ライター・山田康文、村本浩平両氏が案内人を務め、ファンからの質問や問い合わせに丁寧に答える姿が見られた。
特にプレゼントとして用意された、ディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ、シンボリクリスエス、オグリキャップ、マヤノトップガン、ヒシミラクル、スズカマンボらの取材写真は大好評。開門と同時にファンが殺到し、アッという間になくなったという。
「案内所デスク」は2日間で約1000人が利用。台風の影響で開催が懸念された中、異例の集客となった。日高案内所の緑川芳行所長は「皆さん、馬産地には興味を持っているようで、予想以上の反響がありました。次はいつどこで開催するか決まっていませんが、将来的には全国10競馬場を回って、ファンの掘り起こしを図りたいですね」と笑顔。イベントの成功を喜んでいた。


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