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シンコウキング産駒が豪G1制覇

6月2日、豪イーグルファーム競馬場で行われたG1クイーンズランドオークス(芝2400m、3歳牝、17頭)で、97年の高松宮記念を制したシンコウキング(牡16)の産駒エスキモークイーン Eskimo Queen(牝3)が優勝した。勝ち時計は2分32秒66、馬場状態は Dead(稍重)だった。
エスキモークイーンは父シンコウキング、母コールドタイプ Cold Type(母の父アイスランディック Icelandic)という血統の新国産馬。通算6戦3勝で、重賞は初勝利。
父シンコウキングは98年に日本で種牡馬入りし、ロードダルメシアン(福島民報杯)などの活躍馬を送っている。その競走実績と、英ダービー馬ドクターデヴィアスの弟という血統的魅力を買われて同年からニュージーランドにもシャトルされ、産駒ブランブルローズ Bramble Rose(G1ニュージーランドオークス)を筆頭にファーストクロップが活躍を見せたことから、00年からはニュージーランドで種牡馬生活を送ることになった。
現在は同国のアシュウェルファーム Ashwell Farm で供用中で、種付け料は5000NZドル(約45万円)。ちなみに、同ファームには99年のステイヤーズSを制したペインテドブラックも繋養されている。


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