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フィンスケールビオも英・愛1000ギニー制覇

現地時間5月27日、愛カラ競馬場でG1愛1000ギニー(芝8f、3歳牝、11頭)が行われ、K.マニング騎手が手綱を取った1番人気のフィンスケールビオ Finsceal Beo(牝3、愛J.ボルジャー厩舎)が、2着のディメンティカタ Dimenticata をクビ差で下して優勝。04年のアトラクション Attraction 以来3年ぶり、史上2頭目となる英・愛の両1000ギニー制覇を達成した。馬場状態は Good to Firm(良)、勝ち時計は1分39秒3だった。
中団からレースを進めたフィンスケールビオは直線で反応良く抜け出したものの、残り1ハロンでやや一杯となり、最後はラチを頼りながらも何とか粘り込んだ。後続を楽に2馬身半突き放したG1英1000ギニーの勝ちっぷりからすると、今回は物足りなさが残るレース内容だったが、陣営は「本来は堅い馬場の方がよい」(G1英1000ギニーの勝ち時計は1分34秒94)と、悲観的な見方はしていない。
フィンスケールビオは父ミスターグリーリー Mr. Greeley、母ミュージカルトリート Musical Treat(母の父ロイヤルアカデミーII)の愛国産馬で、通算成績は8戦5勝。前々走のG1英1000ギニーを制し、連闘で臨んだ前走のG1プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)はダルジナ Darjina の強襲に屈して2着に終わっていたが、ここはキッチリ巻き返した。強行軍にも関わらずレース後も順調とのこと。次走は現在のところ未定。


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