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サイレントネーム、米重賞2勝目

現地時間4月14日、米ケンタッキー州キーンランド競馬場で行われたG2コモンウェルスBCS(オールウェザー7f、3歳上、11頭)で、サンデーサイレンス産駒の日本産馬サイレントネーム Silent Name(牡5)が2着のルイスマイケル Lewis Michael に4馬身差をつけて快勝。米重賞2勝目を挙げた。
スタート良く飛び出したサイレントネームはハイファイナンス High Finance を外に置きながら手応え良く2番手を追走。コーナーワークで直線先頭に立つと、そのまま後続を寄せ付けずに押し切った。
白老町・白老ファーム生まれのサイレントネームは、父サンデーサイレンス、母ダンジグアウェー(母の父デインヒル)という血統(生産者は母ダンジグアウェーの所有者ヴェルトハイマー兄弟)で、通算19戦6勝。2歳時にフランスでデビュー、G3パン賞3着、 G1フォレ賞4着など10戦3勝の実績を残した後、4歳から米国へ移籍。緒戦のアローワンス、2戦目のG2アーケイディアH(芝8f)を連勝した。その後も芝のマイルを中心に活躍を続け、G1で3回の3着を記録。このレースは初めて芝以外の馬場でのレースだった。
また、サイレントネームは当初昨年の時点で引退、ケンタッキー州のアデナスプリングズで種牡馬入りする予定だった。しかし、同馬が昨年秋にG1シャドウェルターフマイル(芝8f、7着)に出走するためキーンランド競馬場のオールウェザー馬場で調教を行った際、管理するG.マンデラ師が新境地開拓の余地十分と判断。関係者の協議の結果、現役続行の判断がされていた。引退後(今シーズン一杯と見られる)は改めてアデナスプリングズで種牡馬となることが決まっている。


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