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牝馬三冠スティルインラブに待望の初仔誕生

2003年に桜花賞、オークス、秋華賞を制し、JRA史上2頭目の牝馬三冠に輝いたスティルインラブ(牝7歳、父サンデーサイレンス)が、繋養先である日高町の下河辺牧場で2月19日午後、待望の初仔を出産した。
関係者が見守る中、誕生したのは、父に04年のダービー馬キングカメハメハを持つ栗毛の牡馬。母仔ともに健康で元気に放牧されている。予定日より3週間ほど遅れての出産となったが、同牧場の下河辺行雄氏は「(スティルインラブの)母親も遅れるので、不安はありませんでした」と想定内だったようだ。
それより心配したのは初産ということ。しかし「初めてとは思えないほどスムーズなお産でした。パニックになることもなく、自然分娩に近い形で出産しました」と杞憂に終わった。子育ても上手、乳も沢山出て「母親としても優秀です」。母と同じ栗毛に出た初仔に懸かる期待は大きいが「まずは無事に育ってもらいたいですね」と。
牝馬三冠の偉業を成し遂げたスティルインラブは、通算16戦5勝の成績を残し昨年、生まれ故郷の同牧場に戻り繁殖入り。今年もキングカメハメハの配合が予定されている。


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