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“ザ・ロック”ら種牡馬展示会開催―静内

新ひだか町静内地区の3種馬場で2月27日、種牡馬展示会が開催され、ロックオブジブラルタルなどの新種牡馬が、集まった牧場関係者の前に初めてお披露目された。
昨年、二冠馬メイショウサムソンなど、繋養種牡馬の産駒で17の重賞を手にしたJBBA日本軽種馬協会。そのメインスタリオンともいえる静内種馬場には今シーズン、2頭の新種牡馬を迎えた。
来場者の注目を最も集めたのは、“ザ・ロック”ことロックオブジブラルタル。G1・7連勝という空前絶後の世界記録を持つ世界的名馬だ。ひと足先に産駒がデビューした豪州では現在、ファーストクロップサイアーランキング第1位をキープ。期待に違わぬ活躍を見せている。展示では、はちきれんばかりの馬体から放つオーラに周囲から感嘆の声が上がっていた。もう一頭の新種牡馬は、欧州中距離王者のデビットジュニア。現役上がりらしい若々しい姿が印象的だった。
アロースタッドの展示会では、2005年の春の天皇賞馬スズカマンボが初登場。永井啓弐オーナー、橋田満調教師も駆けつけ、愛馬への思いをスピーチ。新生活を後押しした。“SS×キングマンボ”が送る世界水準血統の種牡馬として期待は大きい。ほか、G2・6勝のJRA記録を持つバランスオブゲーム、デヒアの後継ウォーターリーグも初披露された。
この日の展示会の最後はレックススタッド。NHKマイルC優勝など、マイル戦線で活躍したテレグノシス、ザフォニックの後継として種牡馬入りしたG2青葉賞勝ち馬ルゼルと2頭の新種牡馬が公開されたほか、新入厩のザッツザプレンティ、シックスセンスなどもアグレッシヴな雄姿を見せた。


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