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種牡馬展示会スタート、新種牡馬に熱い視線

本格的に始まる種付シーズンを控え、各種馬場の種牡馬展示会がスタートした。2月12日には日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックス(DJSC)で、15日には新冠地区のビッグレッドファーム、優駿スタリオンステーションで行われ、新種牡馬に熱い視線が送られた。
DJSCのスタリオンパレードは好天にも恵まれ、生産者、馬主、調教師、一般ファンなど約1200人が来場。大物新種牡馬ファンタスティックライトに注目が集まった。同馬はG1・6勝を挙げた2000年、01年のワールドチャンピオン。来日して間もないがはちきれんばかりの馬体を披露し、圧倒的な存在感を示した。もう一頭の新種牡馬は英セントレジャー勝ち馬ルールオブロー。キングマンボの後継として期待は大きい。この日はマリエンバードなど他場繋養のダーレースタリオンも展示され、元気な姿を見せた。
心配された天気も、展示会までには晴れ間も見えるようになった15日の新冠地区。BRFではダートG1・5勝の新種牡馬タイムパラドックスや、新たに入厩したゼンノエルシド、ロサードなど全9頭が雄姿を見せた。さらに展示会後には、今年2歳デビューを迎えるアグネスデジタル産駒の公開調教を実施。同ファーム自慢の坂路を軽快に駆け上り、順調さをアピールしていた。
また、優駿SSでは“SS系”後継として期待される新種牡馬のミツアキサイレンスを筆頭に、充実著しいキングヘイロー、マヤノトップガンといった人気上昇中の種牡馬をお披露目。昨年、日高地区トップの種付頭数を記録した同SS自慢のラインナップに来場者は目を奪われていた。


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