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タイキシャトルが死ぬ

2022年08月17日 15時30分

98年のJRA賞年度代表馬タイキシャトルが8月17日の午前5時、繋養先である北海道新冠郡新冠町のノーザンレイクで老衰のため死んだ。28歳。同馬は競走馬として13戦11勝。97、98年にマイルCSを連覇したほか、98年ジャックルマロワ賞、97年スプリンターズS、98年安田記念を制し、GⅠ5勝。99年にはJRA顕彰馬に選出された。引退後は種牡馬となり、05年フェブラリーSを制したメイショウボーラー、03年NHKマイルCを制したウインクリューガー、10年JBCスプリントを制したサマーウインドなどの活躍馬を送っている。種牡馬引退後は公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となり、ノーザンレイクで余生を過ごしていた。

引退馬協会 沼田恭子代表:競走馬時代、種牡馬時代を経て引退名馬として多くのファンに温かく見守られていました。昨日の夕方の集牧まで元気に過ごしていただけに残念ですが、病気などで苦しまず、彼にとっては幸せだったと思います。ジャックルマロワ賞の日本馬出走を見守って安心したのかもしれません。現管理者のノーザンレイク川越さん、佐々木さんには最後まで面倒を見ていただき、感謝の言葉しかありません。

藤沢和雄元調教師とても強い競馬をしてくれた馬で、国内外問わず活躍してくれました。当時、海外遠征に前向きなオーナーの支えもあり、海外でも勝利してくれて厩舎にとって非常に励みになりました。とても残念ではありますが、良い思い出ばかり残っています。ご冥福をお祈りいたします。


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