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サンデーサイレンスの主戦ヴァレンズエラ騎手が引退

サンデーサイレンスUSAの主戦騎手として知られるパトリック・ヴァレンズエラ騎手(49歳)が12/9、現役引退を表明した。長年にわたって体重の減量に苦しんでいるだけでなく、今年には胆嚢の手術を受けたこともあり、自ら幕引きを決めたもの。今後はコメンテーターへの転身を考えているという。父と3人のおじが揃って騎手という競馬一家に生まれたヴァレンズエラ騎手は1978年にデビュー。1980年のG1サンタアニタダービーをコーデックスで制し、17歳の若さでG1初制覇。1989年にはサンデーサイレンスUSAでG1ケンタッキーダービーとG1プリークネスSの2冠を達成した。アラジUSAで圧勝した1991年のG1BCジュヴェナイルなど、BCでは7勝を挙げ、通算勝利数は4333勝。スター騎手としての地位を築いた一方、薬物やアルコール依存症によるトラブルメーカーとしても有名で、騎手生活の後半は長期の騎乗停止処分や引退騒動を繰り返していた。


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