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タイムフォームレーティング、フランケルが暫定値で143

英国平地シーズン終了の11/5までを評価対象としたタイムフォーム(以下TF)レーティングが発表された。今年の最高レーティング獲得馬は143のフランケル。10月のG1クイーンエリザベス2世Sで2着のエクセレブレーション以下に4馬身差をつけて楽勝した内容が高く評価された。レーティング143は1948年から発表されているTFレーティング歴代単独4位で、シーバード(145)、テューダーミンストレル(144)、ブリガディアジェラード(144)といった歴史的名馬に次ぐもの。英タイムフォーム誌が近年で“An Outstanding Horse”(傑出した馬=レーティング140以上の馬)の評価を与えたシーザスターズ(140、2009年)とハービンジャーGB(140、2010年)を凌駕した。その他では豪州のスプリント女王ブラックキャヴィアが135で古馬部門のトップに立っている。G1凱旋門賞を5馬身差、レースレコードで圧勝したデインドリームGERは132(2008年のG1凱旋門賞を無敗で制した牝馬ザルカヴァは133)。日本調教馬ではG1ドバイワールドCに勝利したヴィクトワールピサの126が最高値となった。2歳馬ではG2リッチモンドSなど芝6ハロンで3戦3勝のハーバーウォッチが121で首位。ハットトリックの初年度産駒で、フランスで無敗の5連勝を果たして欧州最優秀2歳牡馬に輝いたダビルシムは119を得た。なお、平地競走終了号に掲載されたTFレーティングは暫定レートで、確定数値は来年春に刊行されるタイムフォーム年鑑で発表され、一部の馬については若干の評価修正が施される場合がある。


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