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16連勝のシガーの父パレスミュージックが死亡

1/7、パレスミュージックUSA(牡27)が余生を過ごしていた豪ランガルパークスタッドで安楽死処分となった。フランスでデビューしたパレスミュージックUSAは、3歳時にG1英チャンピオンSを制したのちに米国へ移籍。5歳時にG1ジョンヘンリーHを制し、通算21戦7勝(うち重賞5勝)で引退。87年に米で種牡馬入りし、初年度からニュージーランドとの間でシャトル供用された。92年からはオーストラリアを本拠に種牡馬生活を送り、96・97年は新冠町・優駿スタリオンステーションでも供用された。オーストラリア輸出後に米国でデビューした代表産駒のシガーは、G1BCクラシック、ドバイワールドCを含む16連勝を記録。パレスミュージックUSAを95年の米チャンピオンサイアーの座に押し上げる原動力となった。他にもナチュラリズムNZ(G1AJCダービーなどG1・3勝)やクリスタルパレス(G1クイーンズランドオークス)など、活躍馬を多数送った。


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