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種牡馬ロイヤルアカデミー2、シャトル引退

米アシュフォードスタッドを拠点にオーストラリアとのシャトルを続けていたロイヤルアカデミー2USA(牡21)がシャトル生活にピリオドを打ち、クールモア・オーストラリアに永住することが決まった。同馬の年齢を考慮したクールモアグループが北半球での供用中止を決めたもの。豪では06年まで5年続けて120頭以上の牝馬を集めるという人気を博しており、今後も種牡馬は続けていくという。同馬は90年(3歳時)にG1BCマイルとG1ジュライCを制し、翌年から愛・クールモアスタッドで種牡馬入り。94年からオーストラリアとのシャトルを始めた。97年からは北半球の拠点を米アシュフォードスタッドに移し、米豪間(00・01年はブラジルとの間)でシャトル供用。北半球でヴァルロイヤル(G1BCマイル)やブリッシュラックUSA(G1安田記念)らを、南半球でベルエスプリ(G1ブルーダイヤモンドS)やシリアススピード(G1豪1000ギニー)らを送った。日本でも外国産馬として輸入された産駒ロイヤルスズカIRE(スワンS、ダービー卿CT)が活躍。96年には新冠町・優駿スタリオンステーションで単年度リースされ、ダブルハピネス(武蔵野S)やイルバチオ(アイビスサマーダッシュ)を送っている。


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