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ホッカイドウ競馬現役馬セール開催

ホッカイドウ競馬に所属する現役競走馬のセリ、「ホッカイドウ競馬トレーディングセール」が11月2日、日高町の門別競馬場で開催された。セリではJRA認定勝ち馬など64頭が上場され、21頭を売却。売却総額は前年比382.5ポイント増の1億1028万1500円、平均価格は同359.5ポイント増の525万1500円と、ともに前年を大きく上回り、過去最高の数字を記録した。
最高価格はG3エーデルワイス賞優勝馬のマサノミネルバ(牝2歳、堂山芳則厩舎、父ラムタラ)。同セール史上最高価格となる5260万5000円で社台ファームが落札した。
馬産地としての特性を生かし、競走馬の新たな流通ルートの形成を目的に、2001年から開催している同セール。7年目を迎えた今年は、売却総額が初めて1億円を突破した。良い馬が正しく評価されるなど公明正大さも証明。その目的の一端を果たした。
セールを実施する「ホッカイドウ競馬トレーディングレース&セール推進協議会」のメンバーである北海道競馬事務所の北村健所長は「重賞勝ち馬など、優秀な馬が揃ったお陰で良い成績を残すことができた。北海道から全国の地方競馬へ強い馬を送り出すことで、売り上げ増と競馬の盛り上がりに繋がってくれれば良いですね」と笑顔。今後の市場取引拡大へ、手応えを掴んだ様子だった。


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