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Aムーンら4頭を導入、DJSC新種牡馬発表

日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックス繋養種牡馬の事務取扱を行うダーレー・ジャパン(株)はこのほど、今年のG1ドバイデューティフリー優勝馬アドマイヤムーン(牡4歳、父エンドスウィープ、栗東・松田博資厩舎)など4頭を新種牡馬として導入することを発表した。
アドマイヤムーンの競走成績は16戦9勝(うち海外3戦1勝。10月28日現在)。今年はドバイデューティフリーのほか、G1宝塚記念も制し、中距離において世界トップクラスの評価を受けている。同馬は今年7月、前オーナーの近藤利一氏からダーレー・ジャパン・ファーム(有)が40億円で購入。今年限りでの引退、種牡馬入りが決定している。種付料は同SC最高額の500万円。すでに事務局には問い合わせが殺到しており、引退前から高い関心が寄せられている。
他の新種牡馬は、ディクタット(牡12歳、父ウォーニング)、ストーミングホーム(牡9歳、父マキアヴェリアン)、ザール(牡12歳、父ザフォニック)の3頭。ディクタットは1999年の欧州チャンピオンスプリンター。G1安田記念2着の実績があり、日本競馬への適性も実証済みだ。種付料は250万円。産駒は幅広い距離で活躍している。ストーミングホームは英チャンピオンSなどG1・3勝の実力馬。大種牡馬マキアヴェリアンの最高傑作との呼び声が高い。種付料は250万円となっている。ザールは、父ザフォニック譲りのスピードで欧州2歳牡馬チャンピオンに輝いた快速馬。母系には活躍種牡馬多数の“種牡馬ファミリー”だけに期待は大きい。種付料は200万円。どれも人気を呼びそうだ。
また、ダーレー・ジャパン(株)は現繋養種牡馬の種付料も、ファンタスティックライト350万円、アルカセット250万円、ルールオブロー150万円と併せて発表。来シーズンは7頭とスケールアップした布陣で臨むこととなった。種付料はすべて受胎確認後9月末支払、FR特約付。


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