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ロックオブジブラルタル、来シーズンは愛国で

今春、新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場で供用され、現在は豪州にシャトルされているロックオブジブラルタル(牡8歳、父デインヒル)が、来年は帰国せず、愛国のクールモアスタッドに繋養されることになった。
G1・7連勝の世界記録を持つ同馬は、JBBAが「日高の救世主に」と大きな期待を懸け、今シーズンの北半球での種付権利を取得。種付料420万円と高額だったにもかかわらず、147頭に種付けし人気を集めた。
当初は来春も日本で供用される予定だったが、「欧州における産駒の活躍が顕著なこと」「同馬の代わりになりえる種牡馬がいない」などの事情が重なり、愛国での供用が決まったという。JBBAでは「再来年以降も来日するかは未定」としている。
同馬は豪州でも蔓延した馬インフルエンザの影響で検疫所に足止めを食っていたが、近頃それも解除。約1カ月遅れで種付けをスタートさせた。なお、同馬とともに海を渡り、一緒に検疫を受けていたJBBA所有種牡馬ストラヴィンスキー(牡11歳、父ヌレエフ)は、ニュージーランドでの供用を予定していたが、入国が認められないため、今シーズンは豪州で供用されることになった。


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