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マイケル・オーウェンが厩舎施設開業

サッカー・イングランド代表フォワードのマイケル・オーウェン(27歳、現在プレミアリーグ・ニューカッスル・ユナイテッド所属)がイギリスに厩舎施設“マナーハウスステーブルズ”を開業した。
昨年9月、オーウェンは故郷でもあるチェシャーの元酪農場を購入。これを最新鋭の厩舎施設に改修、現在、2本の芝コースと7ハロンのオールウェザーコース、調馬リンク、ウォーキングマシンなどの施設が完成し、オープンとなった。今後も一層施設を充実させていくとのこと。
実際の調教にはニッキー・ヴォーハンがあたる。同氏は英ジョン・ゴスデン師(英ダービー馬ベニーザディップ Benny the Dipなどを管理)の下で17年間アシスタントをしていた経験を持っている。
オーウェンは競馬好きとして知られ、馬券での負けも相当な額(収入もそれだけあるが)と言われている。現地での一般的なイメージは「非常に好青年」だけに、そのギャップから一時期スキャンダラスに取り沙汰されたこともあったが、本人、および周囲はさほど気にしていないようだ。
競馬に関わり始めたのは98年。オーウェンはサッカー・フランスワールドカップのアルゼンチン戦でセンターサークル付近からドリブルを開始、たった一人でアルゼンチンディフェンスを切り裂き、ゴールを決めた。当時若干18歳だったオーウェン選手は“ワンダーボーイ”として、一躍世界にその名を知られるようになった。
このすぐ後、英国に戻ったオーウェンに、元イングランド代表のデヴィッド・プラットが競走馬所有の話を持ちかけた。元々少年の頃から父が所有する馬の背に乗ったりしていたというオーウェンはその提案を快諾。自らが思い出のゴールを決めたスタジアム、サンテチエンヌ Saint-Etienne の名をとり、エティエンヌレディ Etienne Lady という名をつけた。
実は提案者プラットとヴォーハンは親戚関係にあり、エティエンヌレディの管理先は自然とゴスデン厩舎に。その後も、英LRアフロディーテSを制したトレブルハイツ Treble Heights らの活躍などによりゴスデン師、ヴォーハンとの関係が深まっていった。
「ハンパな気持ちじゃないよ。ベストな施設を作りたい。バリードイル(愛A.オブライエン師の本拠地)や他の調教施設にもたくさん行ったことがある。ボクは自分自身の施設を作りたいんだ」と、オーウェン本人は現地メディアに対し語った。
「重賞やリステッドを勝つ馬が出るといいね。もちろん、それが目標だけど。オーナーも喜ぶしね。ボクのトレブルハイツが7馬身差でメイドンを勝ったときは、それはもう興奮した。飛び上がって喜んだものさ」
「引退した後のことを考えると、何か熱中できることが必要だと思う。ボクは10年ほど競馬をやってるけど、試合でゴールを決めたときと同じくらいアドレナリンが出るのは、競馬しかないね」
「理想を言えば、8~10年後に選手を引退したら、思う存分ゴルフをして、そして思う存分マナーハウススタッドに力を注ぎたい。あ、でもニッキーはずっと働いてもらうよ。ボクは毎朝6時に起きるのがイヤだからね!」
なお、サッカー界から競馬界に転じて成功した人物に、ミック・シャノン調教師(元イングランド代表FW、46試合21ゴール、現在ユームザイン Youmzain =G1ヨーロッパ賞= などを管理)がいる。

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