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名馬死亡―リーゼングロス、ダイイチルビー等

日本競馬界に貢献した名馬たちの死亡がこのほど、相次いで判った。
1982年の桜花賞馬リーゼングロス(牝28歳、父アローエクスプレス)は、3月31日に新ひだか町のマッケン農場で、老衰のため死亡していたことが判明した。同馬はリーゼンシュラーク(G3七夕賞)の母、エンゲルグレーセ(G3エルムS)の祖母としても知られている。
また、91年のG1安田記念、G1スプリンターズSなどを制したダイイチルビー(牝20歳、父トウショウボーイ)も、4月26日に新ひだか町のダイイチ牧場で、蹄葉炎のため死亡していたことが明らかになった。繁殖としてはG1オークス3着のダイイチシガーなどを輩出した。
そのほか、日高町の競勝牧場に繋養されていた種牡馬アサティス(牡22歳、父トップサイダー)も、5月13日に急性腹膜炎のため死亡していた。現役時代、G1ジョッキークラブ大賞典などを制した同馬は、91年に日本で種牡馬入り。ウイングアロー(G1ジャパンCダート)、ボンネビルレコード(Jpn(G1)帝王賞)ら、ダートでの活躍馬を多数送り出した。
さらに、83年の阪神3歳Sなどを制し、その年のJRA賞最優秀3歳(現2歳)牡馬に輝いたロングハヤブサ(セン26歳、父ラッキーソブリン)も、7月1日に日高町の日高ケンタッキーファームで老衰のため死亡した。


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