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ファロンが復帰、即勝利、さらに重賞V

現地時間6月7日、フランスでの薬物検出により6カ月の騎乗停止処分が課せられていたキアラン・ファロン騎手が愛ティッペラリー競馬場で復帰。1レースの一般戦で、A.オブライエン師が用意した本命馬ザボグベリー The Bogberry の手綱を取り1着。復帰初戦を勝利で飾った。
さらに、10日には仏シャンティイ競馬場で行われたG3シャマンドフェールデュノール賞でスピリトデルヴェント Spirito del Vento に騎乗して優勝。早くも重賞勝利を挙げた。
アイルランド出身で、英チャンピオンジョッキーに6度輝くファロン騎手は昨年7月、八百長疑惑でロンドン市警に起訴され、イギリス競馬の免許部門を担うHRA(ホースレーシング・レギュラトリー・オーソリティ)により、英国内では裁判所の結論が出るまでの騎乗停止処分が課せられた(結審は08年ごろと報じられている)。
その後しばらく同騎手は、騎乗可能な愛・仏などを中心に騎乗したが、昨年11月にフランスでの薬物検査で陽性反応が出た(昨年7月、G1ジャンプラ賞でイヴァンデニソーヴィッチ Ivan Denisovich に騎乗して8着時の検体から)ため、今度は世界中での6カ月間騎乗停止処分が下った。
そのため、昨年11月7日の豪G1メルボルンカップでのイエーツ Yeats(7着)を最後に、馬上でのファロン騎手の姿を目にすることはなかった。
英国では騎乗停止処分が今も続いているが、薬物検出分の騎乗停止は7日に明け、まずは本国のアイルランドでの復帰となった。現地メディアは復帰初戦を勝利で飾った地元のスタージョッキーであるファロン騎手に、ファンは喝采を浴びせたと伝えている。
また、ファロン騎手の手綱でG3シャマンドフェールデュノール賞を制したスピリトデルヴェントを管理しているのは、今年のG1ジョッキークラブ賞(仏ダービー)をローマン Lawman で制したジャン=マリー・ベギーニュ師。実は、ローマンのデビュー戦の手綱を取ったのも他ならぬファロン騎手で、その際「この馬はダービーを勝てる」とファロン騎手はベギーニュ師に話していたことから、同師はその先見の明を絶賛、復帰を歓迎している。

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