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ダーレー、英米のダービー馬を購入

現地時間6月3日、ダーレーグループは今年のG1ケンタッキーダービーを制したストリートセンス Street Sense(牡3、父ストリートクライ)並びに同2着馬ハードスパン Hard Spun(牡3、父ダンチヒ)を種牡馬として供用する権利を得たと発表した。さらに7日、今年のG1英ダービーを制したオーソライズド Authorized(牡3、父モンジュー)も購入したことが明らかになった。
今回ダーレーが取得したのは引退後に種牡馬として供用できる権利であり、現役の間は3頭ともこれまで通りの厩舎で管理され、オーナーの名義も変わらない。ただし、オーソライズドについては所有権がすでにダーレーに移っており、その上で前オーナーにリースする形となる。オーソライズドは鞍上の調整が話題になっていたが、この動きによって円満に今後もデットーリ騎手が手綱を取るであろうことが予想される。
世界中に拠点を持つダーレーグループだが、ストリートセンス、ハードスパンは北米(ケンタッキー州ジョナベルファーム)で、また、正式には発表されていないがオーソライズドは英・愛のどちらかで種牡馬生活を送ることになる模様。また、3頭とも現役生活は今年一杯になりそうだ。
トレードマネーは一切明らかになっていないが、現地マスコミの推測ではストリートセンスは5000万ドル(約60億円)、ハードスパンは2000万ドル(約24億円)、オーソライズドは1000万ポンド~1500万ポンド(約24億~36億円)に上るとも噂されている。


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