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デットーリ、2日連続ダービーV/仏ダービー

現地時間6月3日、仏ロンシャン競馬場でG1ジョッキークラブ賞(仏ダービー、芝2100m、3歳牡牝、20頭)が行われ、単勝4.5倍の2番人気に推されたローマン Lawman(牡3、仏J.-M.ベギーニュ厩舎)が逃げ切って優勝した。手綱を取ったL.デットーリ騎手は前日にG1英ダービーをオーソライズドで制しており、2日連続のダービー制覇となった。勝ち時計は2分5秒9、馬場状態は Bon Souple(稍重)だった。
ジンワリとハナに立ったローマンとデットーリ騎手は、そのまま19頭を引き連れてマイペースに持ち込むことに成功。後続が並びかけてきた残り350mあたりの地点から追い出すと、力強く二の脚を使ったローマンがリテラト Literato らの追込を斥け、そのままゴールまで逃げ込んだ。
ローマンは父インヴィンシブルスピリット Invincible Spirit、母ララミー Laramie(母の父ガルチ Gulch)という血統の仏国産馬で、通算5戦3勝。重賞は前走のG3ギシュ賞に続く2勝目で、G1は初勝利となった。
父のインヴィンシブルスピリットは昨年の2歳新種牡馬。ファーストクロップは2歳時に延べ35頭が勝ち星を挙げ、“初年度産駒勝ち馬数新記録”を樹立したが、G1ホースはローマンが初めてだった。


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