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今週末はケンタッキーダービー

現地時間5月5日(日本時間5月6日早朝)に米ケンタッキー州チャーチルダウンズ競馬場で、全米最強3歳馬決定戦・G1ケンタッキーダービー(ダ10f)が行われる。
1番人気に推されそうなのは、3戦3勝のカーリン Curlin(牡3・父スマートストライク)。前走のG2アーカンソーダービーで後続に10馬身余の差をつける楽勝劇を演じており、底知れぬ魅力で溢れている。ただし、逆にキャリアの浅さは不安材料でもあり、その点では昨年の2歳牡馬チャンピオン・ストリートセンス Street Sense(牡3・父ストリートクライ)に一日の長がある。前走G1ブルーグラスSでドミニカン(セン3・父エルコレドール)に敗れたとはいえ、着差はハナ差。昨年G1BCジュヴェナイルを制したチャーチルダウンズに戻れば、巻き返しのシーンは想像に難くない。
東海岸からはG1ウッドメモリアルSを制したノービズライクショービズ Nobiz Like Shobiz(牡3・父アルバートザグレート)とG1フロリダダービーの勝ち馬スキャットダディ Scat Daddy(牡3・父ヨハネスブルグ)がゲートイン。前出ドミニカンも伏兵の一頭。西海岸から挑戦するG1サンタアニタダービー勝ち馬ティアゴ Tiago(牡3・父プレザントタップ)は、一昨年のケンタッキーダービー馬ジャコモ Giacomo の半弟で、一発の魅力を秘める。
また、G2レキシントンSの勝ち馬スルーズティジー Slew's Tizzy は間隔が詰まることを嫌って、当初の予定通りここを回避。目標を2冠目のG1プリークネスS(5/19、ピムリコ、ダ9.5f)に切り替えた。
全米各地からいずれ劣らぬ素質馬が終結したこの大一番。今年も激しく熱い戦いが期待できそうだ。


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