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アドマイヤムーンは3着/QE2世C

4月29日、香港シャティン競馬場でG1クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m、3歳上、10頭)が行われ、3番人気の地元調教馬ヴィヴァパタカ Viva Pataca(セン5)が2着のヴェンジャンスオブレイン Vengeance of Rain に1-3/4馬身差をつけて優勝した。日本から挑戦した栗東・松田博資厩舎のアドマイヤムーンは1番人気に推されたものの、2着馬から首差の3着に終わった。
サーアーネスト Sir Ernesto がマイペースの逃げを打ち、前半800mが50秒フラットという緩い流れ。直線、終始3~4番手につけていたヴェンジャンスオブレインがサーアーネストを捉えにかかるも、中団からヴィヴァパタカが一気の伸びを見せ、2頭をまとめて交わし去った。アドマイヤムーンは後方追走から外を回って進出、直線もよく伸びたが、追い込み切れずに3着まで。4着にサーアーネストが流れ込んでいる。
ヴィヴァパタカは父マルジュ Marju、母コミック Comic(母の父ビーマイゲスト)の英国産馬で、昨シーズンの香港ダービー馬。昨年のG1香港カップでは、プライド Pride、アドマイヤムーン、ヴェンジャンスオブレインに続く4着と、一線級相手でも通用するところを見せていた。ヴィヴァパタカを管理するJ.ムーア調教師と、好騎乗で勝利に導いたM.キネーン騎手のコンビは、このレースの直前に行われたG1香港チャンピオンズマイルもエイブルワン Able One で制しており、嬉しい“ダブル”達成となった。


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