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タヤスツヨシ産駒がマレーシアLG1を制す

現地時間4月8日、マレーシアのセランゴール競馬場で、マレーシア三冠の第2戦に位置づけられているLG1セランゴールゴールドカップ(芝1600m、3歳上、16頭)が行われ、現在日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで供用中のタヤスツヨシ産駒ジェラムスペシャル Jeram Special (セン5)が2着のコンティニュアンス Continuance に1-3/4馬身差をつけて優勝した。
現地メディアが伝えるところでは、ジェラムスペシャルは4番手のインコースを追走。昨年このレースを制したフリースピリット Free Spirit(5着)と、前走でLG1トゥンクーゴールドカップを制していた本命馬ゴールデンエース Golden Ace (8着)が並んで最後の直線に入ったが、ジェラムスペシャルはこの2頭の内をすくって一気に抜け出し、そのまま後続の追撃を振り切ったとのこと。
ジェラムスペシャルは父タヤスツヨシが00年にオーストラリアにシャトルされた際の産駒(※)で、母プレイトス Playtoss (母の父プロトス Protos)が豪G3クイーンズプレートの勝ち馬という豪州産馬。これまでマレーシアとシンガポールで走り通算24戦9勝で、大レース勝ちはこれが初めてだった。
※マレーシアは北半球だが、オセアニアからの輸入馬が大半を占めるため、馬齢は南半球基準で数えられる。


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