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ジョージワシントン種牡馬失格?

現地時間3月10日、愛クールモアグループが明らかにしたところによると、昨年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬に選出され、今年からアイルランドで種牡馬入りしたジョージワシントン George Washington (牡4)の受精能力に問題があることが判明した。
ジョージワシントンは父デインヒル Danehill 、母ボルディゲーラ Bordighera (母の父アリシーバ Alysheba)の愛国産馬。現役時代は10戦6勝で、G1英2000ギニーなどG1を4勝と、優秀な競走成績を挙げたことから、05・06年英愛チャンピオンサイアーに輝いた父デインヒルの有力後継種牡馬候補と目されていた。
クールモアグループは米国から獣医を呼び寄せ、ジョージワシントンの治療にあたる一方で、昨年G1愛フィーニクスSとG1ジャンリュックラガルデール賞を制し、今年のG1英2000ギニーの有力候補と目されていた同父のホーリーローマンエンペラー Holy Roman Emperor (牡3、G1愛フィーニクスSなど)の引退・種牡馬入りを即座に決断。ジョージワシントンと交配が予定されていた繁殖牝馬に対応することになった。また、ジョージワシントンが今後も種牡馬としての見込みが立たない場合は、現役復帰も検討されている。


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