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プレミアムタップ、サウジで快勝
2月16日、サウジアラビアのキング・アブドゥルアジーズ競馬場で、LG1(※)二聖モスクの守護者カップ The Custodian of the Two Holy Mosques Cup (ダ2400m)が行われ、K.デザーモ騎手を背にした米国調教馬プレミアムタップ Premium Tap (牡5)が後続に2-3/4馬身差をつけて快勝した。
昨年9月に米G1ウッドワードS(ダ9f)でG1初制覇を挙げたプレミアムタップは、G1ブリーダーズCクラシック(ダ10f)でインヴァソール、バーナーディニに続く3着に健闘。直後、米G1クラークH(ダ9f)でG1・2勝目を挙げ、米古馬トップクラスの実力を示していた。G1クラークHの後に、サウジアラビア国王のアブドゥラー・ビン・アブドゥルアジーズ殿下が同馬を購入。管理は引き続き米J.キンメル調教師が行い、G1ドバイワールドカップ(3/31・ダ2000m・首ナドアルシバ)に向け好ステップを踏むべく、殿下のお膝元で行われるこのレースに向けて調整されていた。
プレミアムタップは父プレザントタップ Pleasant Tap 、母プレミアムレッド Premium Red (母の父サーティシックスレッド Thirty Six Red) の米国産馬。リボー系の父プレザントタップは、産駒タップダンスシチーの活躍で日本でもなじみが深い種牡馬の1頭で、G1・3勝の産駒デビッドジュニアも今年から種牡馬として日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されている。
※LG1…ローカルG1。国際的にG1格を持たないが、国内ではG1として施行されるレース(外国馬が出走可能かどうかは関係ない)。例えば、日本ではジャパンC、安田記念、宝塚記念などは "G1"。ジャパンCダート、有馬記念、日本ダービーなどは "LG1"。
