ニュース

海外

速い!ディスクリートキャット6戦6勝

現地時間11月25日、米アケダクト競馬場でG1シガーマイルH(ダ8f・3歳上)が行われ、単勝1.25倍の断然人気に推されたディスクリートキャット(牡3・父フォレストリー)が圧勝した。
ハイペースで逃げたシャープヒューモアの脚色が向正面半ば過ぎで鈍りだすと、昨年のG1BCスプリントの覇者シルヴァートレインが内から進出して先頭へ。それをマークするようにディスクリートキャットも外からシャープヒューモアを交わし、直線へ。懸命に粘り込みを図ったシルヴァートレインを、軽く気合をつけられたディスクリートキャットが楽に抜き去り、最後は3馬身余の差をつけてゴールイン。シルヴァートレインは最後追い込んだバッジオブシルヴァーに差され、首差の3着となった。
勝ち時計の1分32秒46は、89年のG2ゴーサムSでイージーゴーアが記録したレコードに並ぶ(※)極めて優秀なもので、ディスクリートキャットを管理するサイード・ビン・スルール師は「来年のG1ドバイワールドCが楽しみだ」と語っている。
※主催者のNYRA(ニューヨーク・レーシング・アソシエーション)は、イージーゴーアの勝ち時計は1分32秒40とされているものの、これが1/100秒単位での計測によるものか、1/5秒単位で切り捨てされたものか定かではないとしている。そこで、ディスクリートキャットの勝ち時計も1/5秒単位で切り捨てを行い「1分32秒2/5」とし、タイレコード扱いとする模様。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外