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メジロライアン、シンジケート解散(23日) 新

ひだか町のアロースタッドに繋養されているメジロライアン(牡19歳、父アンバーシャダイ)のシンジケートが、今シーズン限りで解散されることが決まった。今後は同馬を生産したメジロ牧場の所有で種牡馬生活を続ける。同馬の競走成績はG1宝塚記念、G2日経賞、G2弥生賞、G2京都新聞杯など4つの重賞を含め19戦7勝。クラシックでは皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞3着と惜しいレースが続いたが、古馬になって宝塚記念で念願のG1初制覇を成し遂げた。
現役引退後の1993年に、総額2億4000万円(1株480万円×50口)のシンジケートが組まれ、同スタッドで種牡馬入り。96年にデビューした初年度産駒からメジロドーベル(97年オークス馬)、メジロブライト(98年天皇賞・春勝ち馬)らを出し、同年のフレッシュマンサイアーチャンピオンに輝いた。その後も産駒は目覚しい活躍を見せ、人気は高騰。最盛期にはノミネーションセールで、単年度の種付権利が本株を上回る600万円超の値を付けたこともあった。内国産トップサイアーとして今シーズンも奮励していたが、受胎率の低下が著しいことからシンジケートの解散が決まった。


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