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今週末はいよいよブリーダーズC~その1

現地時間11月4日、米チャーチルダウンズ競馬場で米国競馬の祭典・第23回ブリーダーズカップが行われる。
メインレースの "クラシック" で本命視されるのは東海岸のバーナーディニ(牡3・父エーピーインディ)。ここまでG1プリークネスSなどG1・3勝を含む7戦6勝という完璧に近い成績でここに挑む。これに対するのは、今季G1・4勝を含む7戦7勝の成績を残す西海岸のチャンピオン・ラヴァマン(セン5・父スルーシティスルー)。勢いを駆ってケンタッキーに殴り込みをかける。
実は、チャーチルダウンズ競馬場のあるケンタッキー州ルイヴィルは、世界的に有名な元ヘビー級チャンピオンのボクサーであるモハメド・アリの故郷。それもあって、両馬の対決をボクシングのタイトルマッチに模したレトロなポスター (http://www.ntra.com/content.aspx?type=other&id=21329&style=purple) が街中に貼られていると伝えられている。ちなみに "Mane Event" の "Mane" とは、馬のたてがみのこと。もちろん、発音が同じ "Main Event" に引っ掛けた言葉遊びである。
ただし、伏兵陣も虎視眈々。ウルグアイの三冠馬で、G2UAEダービー4着後に米国に移籍し、G1・3連勝を記録しているインヴァソール(牡4・父キャンディストライプス)や、初ダートに挑む欧州のマイル王ジョージワシントン(牡3・父デインヒル)らも侮れない。また、G1エクリプスSなどG1・3勝の実績を誇る欧州馬で、来季から日本で種牡馬入りが決まっているデビッドジュニア(牡4・父プレザントタップ)の走りにも注目したいところだ。


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