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ザサンデーフサイチ、東京芝1600でデビュー
29日、東京（芝1600ｍ）でデビュー予定のザサンデーフサイチ（牡２歳、栗東・池江寿厩舎）は、04年のセレクトセールで、当時国内最高（現在２位）となる４億９千万円の価格で取引された。同馬は、父ダンスインザダーク、母エアグルーヴという血統で、姉にはエリザベス女王杯（03・04年）を連覇したアドマイヤグルーヴがいる。また、ザサンデーフサイチが、来年のクラシックに出走すれば、祖母ダイナカール（83年オークス）、母エアグルーヴ（96年オークス）に続く“母子３代クラシック制覇”がかかる。今季、フサイチ勢は、３歳Ｇ１戦で無冠に終わったが、さてザサンデーフサイチは新馬戦を制し、来季の“クラシック候補”に名乗りをあげることができるかどうか。なお、エアグルーヴの産駒は、アドマイヤグルーヴ、イントゥザグルーヴ、サムライハートと、すべてデビュー戦で勝ち上がっている。ちなみに「ザサンデーフサイチ」の名前は、Ｇ１の行われる日曜日の主役になることを願ってつけられた。
